プロフィール:
朝日新聞社の美術記者時代に自社主催の美術展と近畿、北陸、中国、四国の美術館や画廊で開かれる主な展覧会の記事を総計で2000本余り執筆。当時、朝日新聞社が主催する美術展は年鑑数十件あり、内容は古今東西にわたっていたため、それらの内容に応じて専門研究者に取材をしながら、美術全体に関する自分の視野を古今東西へ広げた。その結果、人間にとって美術はどの程度まで必要であるのかを、日本から離れて考えたくなり、定年よりも5年早く退職して1995年末に渡仏。パリで3年余り暮らし5種類の雑誌へ送稿した。残念ながら体調の悪化で1999年初めに帰国。現在は短大など3カ所で毎週現代文化論と西洋美術史を講義している。
活動歴:
朝日新聞大阪本社学芸部で1972年から1994年まで美術担当記者
月刊誌『日本美術工芸』に1983年から1997年まで毎月コラム執筆
1996年から1998年まで月刊誌『日経アート』『パリ便り』に随時、フランス国内(主にパリ)で開かれていた美術展解説または批評を出稿