1963年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士後期課程単取得満期退学(美学美術史学専攻)。ヤギェロン大学(クラクフ、ポーランド)哲学研究所美学研究室留学。国立国際美術館主任学芸員を経て、現在、京都市立芸術大学美術学部・大学院美術研究科教授。専門は近・現代美術、美学。主な展覧会企画は「芸術と環境-エコロジーの視点から」1998年、「いま、話そう 日韓現代美術展」2002年、「転換期の作法―ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」2005年、「塩田千春 精神の呼吸」「液晶絵画」2008年、「死の劇場―カントルへのオマージュ」2015年など。2011年より龍野アートプロジェクト芸術監督。著書に『現代美術の場としてのポーランドーカントルからの継承と変容』(創元社、2021年)、『ポーランドの前衛美術——生き延びるための「応用ファンタジー」』( 創元社、2014年)、『ポーランド学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2007年)、『中欧のモダンアート』(共著、彩流社、2013年)、『中欧の現代美術』(共著、彩流社、2014年)、翻訳に『アヴァンギャルド宣言——中東欧のモダニズム』(共訳、三元社、2005年)、『珠玉のポーランド絵画』(共訳、創元社、2014年)など。
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