公開トーク「Re: 2022年の美術」開催のお知らせ(ハイブリッド開催)

[ニュース,活動]  2022年11月30日 公開

ポストパンデミックの時代に入り、社会は大きな変動の中にあります。美術、そして美術評論においても例外ではありません。既存のシステムや価値観が見直され、より多様な人々に開かれたものへと変わりつつあるといえるでしょう。美術評論家連盟では、そのような状況を読み取り、不定期で一般公開のイベントを開催していきたいと考えています。公開トーク「Re: 2022年の美術」では、当連盟の会員であるきりとりめでる、蔵屋美香、アンドリュー・マークルの3名が、それぞれ異なる立場、世代、経験のもとで2022年の国内外の美術を振り返り、応答(Re:)を試みます。美術の現在を検討し、未来の美術をともに展望していく知の分有の機会となれば幸いです。

 

 

日時:2022年12月10日(土) 17:00-19:00(開場:16:30)

会場:YAU STUDIO(東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル10F) https://arturbanism.jp/

登壇者:きりとりめでる蔵屋美香アンドリュー・マークル(モデレーター)

料金:無料

主催:美術評論家連盟/協力:有楽町アートアーバニズム YAU

 

会場(30名限定)+ライブ配信

・会場ご参加は、 Peatixによる事前予約制   https://aicajapan-talk1.peatix.com

・ライブ配信は、AICA Youtubeチャンネルにて(予約不要):  https://youtube.com/@aicajapan6660            

*チャンネル登録を推奨いたします。

 

[プロフィール]

・きりとり めでる:1989年鹿児島生まれ。デジタル写真論の視点を中心に企画、執筆を⾏なっている。共編著に『インスタグラムと現代視覚⽂化論』(BNN新社、2018)がある。「T3 Photo Festival Tokyo 2022」ゲストキュレーター。2022年から『artscape』で月評を連載。『パンのパン04(中)』を同年8月に発行した。

・蔵屋 美香(くらや みか) :千葉県生まれ。東京国立近代美術館勤務を経て、2020年より横浜美術館館長。主な企画展に「ぬぐ絵画:日本のヌード 1880-1945」(東京国立近代美術館、第24回倫雅美術奨励賞、2011-2012)、「高松次郎ミステリーズ」(保坂健二朗、桝田倫広と共同キュレーション、同、2014)、「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」(同、2017) 、「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(2019-2020、五十嵐太郎と共同キュレーション、同)、「すみっこ︎CRASH」(無人島プロダクション、2022)など。2013年には第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館キュレーターを務め、特別表彰を受賞(アーティスト:田中功起)。

・アンドリュー・マークル:アートライター、エディター、翻訳者。『ArtAsiaPacific』副編集長を経て、現在は『ART iTインターナショナル版』副編集長を務める。『Artforum』『frieze』などに寄稿。主な翻訳に、フー・ファン(中英)や田中功起の執筆(和英)。主な出版物に、菅木志雄論集の英訳版(第1巻、Skira社、2021)。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科非常勤講師。

 

[お問合わせ先] aicaj.ev2022@gmail.com

 

[ご来場の方へ 新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い]

・発熱や体調不良等の症状のある方はご来場をお控えください。

・ご入場の際は、マスク着用、手指消毒、検温をお願いします。

イベントの予定は、やむを得ず変更となることがあります。その場合は美術評論家連盟SNS(Twitter, Facebook)にてお知らせいたします。対面参加ご予約の方には、直接メールにてお知らせします。