第二次世界大戦後の美術評論の必要性の高まりを受けて、国際美術評論家連盟(AICA= Association Internationale des Critiques d’Art、本部=パリ)の日本支部として1954年に結成された、美術評論家による任意団体。会員は、新聞、雑誌、展覧会の図録、書籍、ネットメディアなどのさまざまな媒体に美術批評を書く評論家や、美術展の企画や実施に携わるキュレーターなどで構成されている。組織の活動としては、「美術評論家連盟会報」の発行、シンポジウムやトークイベントの開催、AICAの海外の支部との交流、「共同意見」の発出などがある。また、批評文などの自主投稿のためのウェブサイトとして、「美術評論+」を運営している。