美術評論家連盟刊行物『美術批評と戦後美術』を発刊いたしました。
内容については以下の通りです。
概要
A5判上製本、総352ページ(うち、カラー口絵8ページ)
定価: 3360円(税込み)
発行日:2007年11月20日
発行: ブリュッケ
一般の方の購入方法は、書店でお求めいただくか、ブリュッケまで申し込んでいただくと、定価+送料(340円)で、郵便振替用紙同封の上、お送りすることになります。
目次
- ・刊行の辞 針生一郎
- [第1部]日本の美術批評のあり方 美術評論家連盟五〇周年記念シンポジウム
- ・挨拶 / 草薙奈津子
- ・基調講演 ―戦後美術批評の再検討のために / 針生一郎
- ・第一部 日本美術を批評する
- パネラー 針生一郎/中原佑介/峯村敏明
- 司会 千葉茂夫
- ・第二部 現在そして未来
- パネラー 針生一郎/中原佑介/峯村敏明/岡崎乾二郎/南嶌 宏/椹木野衣/光田由里
- 司会 千葉茂夫
- [第2部]美術批評と戦後美術
- ・いわゆる「ルポルタージュ絵画」 / 針生一郎
- ・伝統論争―六〇年代アヴァンギャルドへの隘路 / 北澤憲昭
- ・アンフォルメル / 尾崎信一郎
- ・芸術・不在・日常―「反芸術」をめぐる批評言説 / 光田由里
- ・言説としての《模型千円札事件》―原資料による再構成 / 富井玲子
- ・「人間と物質」展 / 中原佑介
- ・日本万国博覧会―万博芸術再考 / 中井康之
- ・批評の風景―もの派の窓から / 峯村敏明
- ・作品の復権に向けて / 本江邦夫
- ・ネオ・ポップの展開 / 椹木野衣
- ・美術館の条件―戦後日本の「近代美術館」の出発から / 水沢 勉
- ・批評を招喚する―かつて存在した美術批評の回顧にかえて / 岡崎乾二郎
- ・編集後記 / 水沢 勉
- ・美術評論家連盟と戦後美術の歩み[年表] / 倉林 靖+暮沢剛巳
- ・英文レジュメ