美術評論家連盟シンポジウム2007
「超資本主義への疾走―中国現代美術の現状と未来」

[活動]  2007年10月12日 公開

このたび、美術評論家連盟は上海、北京をベースに精力的な活動を続ける、国際美術雑誌『Visual Production』編集長のGu Zhenqing氏をゲスト・スピーカーにお招きし、「超資本主義への疾走―中国現代美術の現状と未来」と題するシンポジウムを開催することとなりました。

1999年、20世紀最後のベネチア・ビエンナーレにおいて、中国現代美術の力が示されて以後、その圧倒的な力は、センチメンタルな「アジア」の視点を超え、依然、世界を席巻し続けているといっても過言ではありません。

そして、それはまた、社会主義の基層の上に立脚する資本主義という、アートに姿を借りた、新たなイデオロギーの力によるものといえるかもしれません。

北京オリンピック、上海万国博覧会などの開催に向け、国家レベルでダイナミックな変貌を遂げる現代中国。今回のシンポジウムはその変革の瞬間における、「アート」の可能性とその位相を検証する絶好の機会であり、多くの皆様の御来聴をお待ち申し上げます。

 

シンポジウム概要

日時  2007年11月25日(日) 13:30〜17:00 (13:15開場)

会場  東京国立近代美術館 地下1階講堂
    〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3

アクセス 地下鉄東西線竹橋駅1b出口 徒歩3分

入場料 無料

定員 先着100名

 

プログラム

(13:30-13:45) 会長挨拶 針生一郎
(13:45-15:00) 第1部 講演
         グ・ツェンツィン("Visual Production"誌編集長)
            (遂次通訳つき)

         休憩 15分
(13:45-15:00) パネルディスカッション
         パネリスト:グ・ツェンツィン("Visual Production"誌編集長) 南條史生(森美術館)
         司会:南嶌宏(女子美術大学、熊本市現代美術館)
         常任委員長挨拶 本江邦夫(多摩美術大学、府中市美術館)

 

お申し込み方法

お名前、ご住所、電話番号を明記して、メールまたはファックスにてお申し込みください。
件名に「シンポジウム2007申し込み」と必ず明記してください。
なお定員になり次第、申し込み受付を終了させていただきます。

申し込み・お問い合わせ先:
美術評論家連盟事務局  小林季記子
メール: aica.jp@dream.com
ファックス: 03-3626-7528  (8:00 - 20:00受付)
URL:https://www.aicajapan.com/

 

主催: 美術評論家連盟

企画: 美術評論家連盟シンポジウム委員会 
    (南嶌宏委員長/南條史生/岡部あおみ/松本透/光田由里)