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美術評論家連盟会報
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『美術評論家連盟会報』 21号 特集「批評とメディアの30年」

[ニュース,会報バックナンバー,会報]  2020年11月14日 公開

『美術評論家連盟会報』21号を発行しました。

本号では、特集「批評とメディアの30年」のほか、追悼文、この1年間に国内で開催された展覧会・個別の活動・書籍・作品・出来事などから注目すべき事柄を選ぶ「私のこの3点」、そして会員による短信などを掲載しています。

 

『美術評論家連盟会報』 21号[目次]

 

0-1  雑感―実在と可謬性について  林道郎
0-2  特集趣旨  中村史子

 

特集「批評とメディアの30年」

1-1  新聞紙面における批評の試み
      1990年代以前 前史として
      安黒正流

1-2 『モダニズムのハード・コア』から『Art Trace Press』へ
      1995年、モダニズムの再起動
      松浦寿夫

1-3  90年代から2000年のコンピュータとインターネットを介した美術批評について
      1990年代 オンライン上の批評の黎明
      四方幸子

1-4 『あいだ』の四半世紀
      1990年代後半 鋭利であり続けること
      光田由里

1-5 『LR』と『LR Returns』
      90年代後半から2000年代 批評のプラットフォーム
      早見堯

1-6  パフォーマティヴな批評の不在
       世紀の転換期をはさんで
       杉田敦

1-7  photographers' gallery pressについて
       2000年代 写真家たちが切り拓く批評の領野
       倉石信乃

1-8  未来の声のために〜芸術批評誌『REAR』の20年
        2000年代 地域性(ローカリティー)に拠って立つ
        高橋綾子

1-9  『issues』、そして作家との共闘
        2000年代 集団的活動の模索
       土屋誠一

1-10 ゼロ年代批評とサブカルチャー
        2000年代 サブカルチャーとの共振関係
        五十嵐太郎

1-11 作品の具体性へのフォーカス
        2010年代 再び芸術作品をめぐって
        沢山遼

1-12 アーギュメンツを振り返る
        2010年代 SNSと手売りを通した批評の実践
        長谷川新

1-13 ブログ、SNS、動画配信
         2010年代以降 オンラインの批評
         gnck

年表「1991年から2020年の美術批評とメディア」

 

追悼
2-1  小倉正史氏を偲ぶ  遠藤水城
2-2  追悼「谷新」  有木宏二
2-3  追悼 海上雅臣氏   尾崎信一郎

 

2019~2020 私のこの3点
3-1  大倉宏、小川敦生、小勝禮子、島敦彦、高橋綾子、千葉成夫、勅使河原純、中塚宏行、早見堯、藤嶋俊會、藤田一人、松本透、水沢勉、山内舞子、山本和弘、山脇一夫

 

会員短信欄
4-1  「表現の不自由展・その後」事件のその後  アライ=ヒロユキ
4-2  美術という視点  大倉宏
4-3  一人同人誌  千葉成夫
4-4  田中健三、須田剋太、上前智祐など  中塚宏行
4-5  権力・権威の無様露わにした愛トリ事件  日夏露彦
4-6  bauhaus100 japan プロジェクトから見えてきたもの  深川雅文
4-7  地元に生かされた画家夫婦を再認識  藤田一人
4-8  レクイエム  山脇一夫

 

5-1  編集後記

6-1  事務局からのお知らせ/奥付

 

[2020年度会報編集委員会]
編集委員長   中村史子
副編集委員長 gnck
編集委員  尾崎信一郎 杉田敦 高橋綾子
編集補佐 山内舞子(事務局)